2014年12月27日土曜日

声の小説 12月の配信です!



さて、年の瀬です。

それでも第4土曜日はやってきます。

今月も配信させて頂きます、声の小説『人生逆戻りツアー』!

今月は、ちょっとお詫びがあります。録音の音質があまり良くなかったため、今回の配信を後日差し替えます。申し訳ありません。
そんなわけで、やや音質が気になるかと思いますが、内容はバッチリ濃厚、神様もばっちり濃厚です!

神様役にゲストの片岡一郎さんが出演してくださっています!
彼は現在ドイツ在住の、活動写真弁士です。
ブログ→http://kaitenkyugyou.blog87.fc2.com/

バッチリの神様を演じてくださっていますので、ぜひそこもお楽しみください。

フリートークも、後日追加します☆









クリスマス満喫。

あっという間にいよいよ今年もあと数日ですね。

いかがお過ごしでしょうか?

お陰様で、今年は充実のクリスマスを過ごさせて頂きました。

芸術の秋の後は、芸術のクリスマス。

芸術は、人生。それでいいじゃないですか。

何を書いてるかよく分からなくなってきました。


さて。クリスマスイブ。
勿論こういう日はあれですな、イルミネーションとか、ショッピングモールとか。

混みます。嫌です。


というわけかどうかは知りませんが、直樹さんの提案で、落語に行って参りました(^^)。

私のピアノ教室時代のお友達、柳亭こみちちゃん。


画像拝借しました、すいません。こみちちゃんは、女噺家です。待望の二つ目です。
顔が、役でどんどん変わるので、写真に迷いますが、多分これは粋な男性をやってる顔かな(^^)?

そんな彼女の噺でも一席聴きに行こう!と、神保町落語カフェへ。
ここは常時落語のためのステージ高台が設けられている、神保町ど真ん中にあるカフェです。初めて行ってきました。

二つ目の噺家さん方のお話を気軽に聞けます。



ぜひみなさん、「そうだ、落語行ってみよう!」と、京都より近い神保町へ行ってみてください。


クリスマスイブに落語に来る風変わりな私達のために、噺家の皆さん頑張ってくださいました。お疲れ様でした!笑いましたよ~!



そして、クリスマス。
母妹と3人で観劇へ。こちらはクリスマスらしいステージ、『ア・ラカルト アンコール』。来年取り壊しが決まっている、青山円形劇場です。

毎年クリスマスにここで『ア・ラカルト』という公演をされてきた、今泉敦子さんのステージです。円形舞台をフレンチレストランに見立てて、クリスマスに来る色々な客様のショートショートの物語たち。


他の俳優さん方、そして第一線のミュージシャンの方々の生演奏、全てがセンス良くて、とっても楽しめました。

舞台が始まるときにスピーカーから流れた言葉。
『人生は、どんな人とテーブルを囲んだか。』

そのフレーズにしみじみとしました。ほんとにそう。テーブルを囲むご縁は飛び切り大事で、あったかい。

今公演でここでのアラカルトは最後。お店のキャンドルを消して閉店するシーン、皆さんでシャンパンで乾杯。その一口をとっても味わって飲む、今泉さんの姿が、この作品への愛の深さを感じ、ジーンとしました。
これからも、いろいろ拝見したいと思います(^^)。

最高の芸術に触れ続け、充実のクリスマスでした!

May your X'mas is merry and bright!!!!!!


2014年12月24日水曜日

石巻 保育園あいはらへ

1年半ぶりに、東北へ行かせて頂きました。

今回は、去年、走れメロスをやらせて頂いた、石巻のボランティアさんの紹介で、
保育園へ行かせて頂きました。

今回は、カナリヤお二人にご同行願いました。そして、前回同様、石巻行きを誘ってくださったのは、去年まで神保町でカフェフルークを経営していた、高岡さん。彼女のご主人と車で行かせて頂き、先乗りしていた高岡さんと、現地で合流しました。

石巻に着いたのは、夕方16時ころ。
まず、前回もお世話になった地元ボランティアの藤田さん宅へ行きました。

石巻市渡波黄金浜。
あまり取り上げられませんが、700名近い方が亡くなったエリアです。
藤田さんも目の前でご家族が流されてしまっています。
ここは、海から道路一本挟んだ地域、今は新しい家が建ち始めています。

他のボランティアで来てた方が質問しました。
『この土地に再び家を建てるって、1000年に一度の津波だから、自分の子孫が1000年後に死んでもしょうがないという考えですか?』

藤田さんが答えます。
『それは全く違う考え方なんですよ。家を建てると補助金が出ます。いろいろ条件付きで、上限で100万円くらい。で、さらに3000万円の家を建てると、さらに補助金が出ます。200万円くらい。でもね、安心な高地の土地の値段はここの5倍です。だから、土地と家とを新築で建てると、5000万くらいになっちゃう。そういうお金がない人は、泣く泣く、ここに再建しているんです。そういう考え方なんですよ。』

『何もかも』失い、仕事出来る年数も限られてる、、、そういう方はいらっしゃいます。
このような細かい事情を知るチャンスは、やはりこうして地元の情報をちゃんと調べてる人に出会えないと分からないですね。
お話が聴けてありがたいです。

さて、私たちが今回向かう、保育園あいはら。
非認可で、0歳から5歳まで合わせて17名の小さな保育園です。

この保育園も、被災地にあります。園長先生が、何とか保育園を再建しようと、自ら1000万円出して作った保育園。
なんと、出来た後に、役所の方が地図を持ってきました。見ると、保育園が建っているエリアが真っ赤に塗られています。

『ここは危険地区になったから、保育園は認可できません』と。

誰でも思うでしょう、そんなことは建てる前に言え!!!と。


そこで、藤田さん、いろいろ運動を起こしたそうで、来年度からは無事に、復興住宅地に移籍出来ることになりました。

でも、まともな話し合いじゃ動かないのが行政、とても大胆な作戦をされたようです。
藤田さんは賢いなあ、と感心しました。

さて、ホテルに着くも、今回はアコーディオンとフルート、お部屋で練習するにも隣のお部屋の方に音が響きそうです。
フロントの方に相談したら、快く会議室を貸してくださいました。この優しさに私たちも支えられます(^^)。

というわけで、演奏、紙芝居、お遊戯、ようかい体操、と心置きなく練習させて頂き、翌日は、万全の準備で向かうことが出来ました。

9時半、保育園到着!
駐車場も、以前の園長先生のご自宅だったところだそうです。


10時、いよいよスタートです。





 演奏。
 手拍子のリズムがばっちりな子がいたり、気持ちよくて寝ちゃう子がいたり(^^)。

 お遊戯をして、
 妖怪ウォッチの体操をみんなでやって、

記念撮影をしました。みなさんに、クリスマスプレゼントもあげました~!

 保育園最年少のことちゃん。みんなのアイドルです。赤ちゃんせんべい、歯はまだないですが上手に食べちゃいました。
 左側が、藤田さん。沢山の石巻の保育園の現状を知っていらっしゃいます。勿論、それ以外のことも。
 年長さんの女の子たちが、プレゼントを持って来てくれました!



みんなで記念撮影。
今回もいい出会いに繋がってよかったです。移籍後の保育園にもまた伺いたいと思います。

今は、東北だけが被災地ではありませんが、これからもご縁のあるところで、出来ることをしていけたらと思います。


私たちのような人間の活動を、『心の食事』といい、どんな小さい子にも必要だと思うから「また来てください」とおっしゃて下さる、藤田さん、あいはら園長先生に感謝です。

親ごさんが仕事が忙しくて、子供のしつけが出来ない。
でも、保育士や、そうでなくても周りの大人たちが教えてあげればいいこともある。
「座って食べる」
保育園では出来るのに、親御さんがいるとやらないのだそうです。

なんで教えるのか。

小学校に上がった時に、子供たちが困るのを、先生たちは知っているからです。

それは、親も、周りの大人も知ってるべきことなんですが、
絶対線引きで役割分担することじゃないのですが、
なぜか「保育園の仕事」だと思ってる方が多いそうです。

こういうことはもう、社会全体のテーマになっていきますね。

色んな事に気づけた2日間でした。

大きい人として、小さい人にしてあげられること。そんなことを私の中で再認識したいと思いました。


ご協力いただいたカナリヤ、大野さん夫妻、藤田さん、鈴木さん、そしてあいはら先生、その他保育園の先生方、

そして、今までチャリティーライブに来てくださった、カンパをくださった、朝ヨガに来てくださったみなさまありがとうございます。多分、あと1回くらいは行けると思います。皆様のお陰様で細々と続いております。ありがとうございます。




2014年12月5日金曜日

平和を祈って。


選挙。今回もドキドキしてしまいます。
全て深刻な問題だけど、戦争は、やっぱり怖いです。
とある年配の女性がおっしゃっていました。

『家族を戦争に送りだしたい女性なんて世界にいないと思う。』

今回の選挙で、現政権が継続されたら、家族の務めている会社が、戦争関係の『下請け』になっていく可能性が出てくるかもしれないですよね。
戦地に行かなくても、何かを奨励するポスターを印刷したり、デザインしたり、、、戦地に行かなくても、加担していくことに・・・。

317議席。この数を、現与党が下回れば、日本は少し変われる。

自分の家族が、戦争に加担するお金で、生活しますか?

変えちゃいけない憲法があると思います。

選挙、行きます。そして、祈ります。

戦争じゃない解決方は、山ほどあるから。