2013年8月11日日曜日

少なくて240名。

明日まで、毎夏恒例、父の劇団の公演があります。

私は昨日今日、お手伝いさせていただきました。

新宿紀伊國屋ホールにて『明日へのRUN2013』

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劇団創芸

なんと今回は68回目の公演、そして、50周年です。

青くてチャラい(かどうかは分かりませんが)二十歳の青年たちが、先輩に続いて劇団を継続し続け、主要メンバーたちは、今年、次々と70歳になっていきます。

紀伊國屋ホールは、かつて、文化人を支えるために作られた、非常に文化的歴史のある劇場です。

普通に話しても、客席の最後列まで声がちゃんと届く、素晴らしいホールです。

集客数は413名も入ります。

昨日と今日のお昼は、ほぼ満席。およそ400名。
今日の夜は一番少ない日で、240名いらっしゃいました。少なくて240名って。。。

ちなみにアマチュア劇団です。
みなさん、責任ある本業を抱えつつ、準備をしてきています。

でも、これだけお客様を呼べる、ということは本当に50年の繋がり、人とのご縁に他ならないと思います。

知り合いだけ呼ぶようじゃね、なんて、小劇場で芝居しながら話す人も居ますが、まずは一人で知り合い200人呼んでからそういう事言いましょう、という気になりました。

200人、400人の知り合いを呼べることは、物凄く素晴らしいことだと思うのです。

それだけの人に自分が演劇をしている、ということが認められてこそですので。

こういうことは、プロアマ関係ないですね。

創芸の皆さんの誠実で、不器用で、情熱的な生き方の賜物だと思います。

明日の千秋楽、素晴らしい舞台となりますように。