2013年7月21日日曜日

街っ子なのさ。

私は、純血の九州人です。

両親は福岡県大牟田の出身、中高と同級生。

と言うわけで、産まれた時だけ福岡、両親は東京に出てきていたので、育ちは東京です。

東京といっても、のどかなウェストサイドでございますが、幸か不幸か、中央線沿線で育ちました。

大きくなるまでそんな言葉は知りませんでしたが、『中央線カルチャー』のなかですくすくと育っていたのですね。

私の育った街は、国分寺といいます。

ここには、そうですね、この10年でしょうか、急激に増えたものがあります。

それは、カフェ。(私は飲めませんが、飲み屋も。)

昔はシャノアールとか、珈琲館で友達と会っては、おしゃべりを。
バイトでもお世話になったほんやら洞とか、ブリキ館とか、すてきなお店もありました。
(ほんやら洞は今も健在ですよ!)
父にもお気に入りの喫茶店があり、打ち合わせ、執筆作業、など書斎が喫茶店のような使い方をしていました。

 どうやらそんな父の影響か、私と妹は、大事な話がある時は、(または話し込む時は)、近所のカフェに夕飯後に出かけることもありました。


そんな訳で、ちょっと一人で考え事をするのに、そういう場所を使うことが息抜きに。

今住んでいる所も、近くに何軒かチェーン系のカフェがあります。

今日は久々に時間に余裕があったので、ちょっとスタバで一休み。


あれ???こういうの、すごく久々???
何も散らかってないテーブル、ジャズの音楽、珈琲の香。
一人の時間。。。。

あー、幸せだぁ。。
何だか、水を得た魚のように、自分の中の枯渇していたものが潤い始めました。

そうか、枯れてたのね、私。。。

そして、ずっと買いたかった本を買って、ゆっくり、言葉も、珈琲も、時間も味わいました。

たまには、ね。街っ子だからさ。

2013年7月18日木曜日

忘れてたこともある。

最近の雨対策。長靴を持ち歩く訳にも行かないので、雨ふりそうな日は、クロックスを履いて、雨が降ったら、裸足になって原付に乗ります。
上下はレインウェアを着て、足だけは帰ったらタオルで拭く。

そんなことをし始めて、いつの間にか梅雨も明けましたが、雨の日の道路には、『水たまり』がつきものです。

この、水たまり、その上を走らざるを得ない時に、ふと、思い出した感覚が。

ザバアッと足に浴びる水たまりの水は、雨よりも温かい。

子どもの頃、水たまりに足を入れて遊んでた時、足を入れたら、思ってたよりも温かくて、気持ちくって、びしゃびしゃになって遊んでました。

靴なんか濡れちゃって、その場で、靴も、靴下も脱いで。

そうだったそうだった、と、すっかり忘れていた、子どもが水たまりで遊ぶ醍醐味を思い出しました。

特にこの季節、水たまりは温かい。

この温かさ、いくつになっても何とも言えない温度です。


2013年7月15日月曜日

朗読音楽劇、リトルツリー、平塚へ!

この作品が広がって欲しい!

その想いが、お客さんに波及して、お客さんが今度はリトルツリーのイベントを企画して下さいました!!!

嬉しいことです。
感謝です。

今回は、平塚の八幡山の洋館。

これがまた、とても素敵な会場です!
ここは出演者控え室になります♪



今回のお客様は、平塚理容組合女性部の皆さん。
なんと、イベントをこのリトルツリーだけに絞って計画して下さったそうです。

手に職を持ち、日々、人の美のために働く人々です。
リトルツリーのメッセージ、皆さんの心の奥の奥の温かくて柔らかい所に、届きますように。

 『ぜひ皆に観てもらいたい』

これほど私達が嬉しい言葉はありません。

しかも、その想いを形にして下さった情熱に深く深く感謝です。
心を込めて、楽しく励んでこようと思います!

AI Cafe Gaia 初制作です!

いつも、自分の公演の事務作業を何となしにこなして参りました。

うちは、母が父の劇団で30年間、製作・制作をしていたので、細々(こまごま)した作業は、大体連れ回されて、何となしに観てきました。

母の製作力は中々のものです。

なんせ、父のアマチュアの劇団が、地方の大ホールで、お客さんいっぱいで上演出来たのは、母のお陰なのです。

半年前から、そこの地に出向き、時には地方ラジオに出、時には選挙カーを借り、一人でマイク片手に宣伝して回る。

 もちろん、父たちの努力も、その辺の小劇場劇団の何倍も頑張っていました。

脚本家が台本を仕上げるまで、接待して、旅館に1週間、脚本家の家族とうちの家族だけ出向きます。そのあと、団員が揃って、1週間、合宿をします。

こんな劇団、他に聞いたことがありません。


それはさておき。


慣れないこともあるかもしれないけど、公演に出演したり、企画して自分でやったりして思うのは、

製作・制作は『愛』です。

心から応援している人がつくと、出演者のモチベーションはグッと良くなる。

だから、なるべく心から応援出来るように、親身に準備に関わっています。

『かがみ屋』という、3人のメンバーが立ち上げたユニットによる、プロデュース公演です。(劇団ではなく、作品に合わせて役者さんを集めるスタイルをプロデュースといいます)

なぜそんなに親身になれるかと言うと、妹のゆめと、そして、ピエタやメロスでご一緒した潤平くんと、夢の友人で私もかつてバイト仲間だったまやが組んだユニットだからです。

14日に、皆で写真の撮影大会をしました。
素敵な写真、出来上がったら、皆さんに公開しますね〜!

芝居をしたい気持ちもあるけど、単純に自分の出来ることで、芝居をしたい人を応援出来たら。そう思って、今回は初の『制作』という、事務作業のエキスパートに挑戦します。

とても芝居に対して真摯な3人、そして3人が集めてくる、素敵な役者さん方に、どうぞご期待ください!

公演は10月24から27日です!

大人の自由研究

大人になると、独学ってすべて自由研究のようなものですね。

今日は、ゴールデンウィークからの念願だった、私の愛車、リトルカブのチェーン交換をしました。買って以来、初めてのチェーン交換、初めての自力!!!

6月くらいにも挑戦したのですが、どうしても1本外れないネジがあったため、断念していました。

今日も外れなかったけど、開き直って近所のバイク屋さんにネジ一本外して下さい、とお願いしに。
 さすがプロ、なめてしまったネジをものの2分くらいでゆるめて下さいました。

さっそく帰宅して、いざ!
細かいことが分からなくなると、タタタっと階段登って、部屋でネット検索。
詳しい画像を見て、ほう、と、また降りる。

工具が大きすぎると、タタタっと階段登って、部屋から小さなドライバーやカッターなど、
持ってきてみる。

と言うわけで、賞味2時間でしょうか、やっとこチェーン交換できました!


試乗してみると・・・・マイルド〜〜〜♪
走りが滑らかになりました。そうそう、この感じ!!!
わたし、とてもガッツイて走ってたのね、そうだったのね〜〜!と、過去の走りを振り返り。

安く済んだことよりも、自力で出来た喜びが大きくなった、夏の日暮れでした。
自力で何かを成し遂げる喜び、これぞ自由研究の醍醐味なのですね!



2013年7月8日月曜日

スマホ無し迷子生活。

スマートフォンを使っていましたが、あいにく機能性の低い機種を選んでしまい、もう懲り懲りな気分になって、以前から使っていたプリペイド携帯に活用を一括しました。
4ヶ月目くらいでしょうか。
この携帯、要するに、インターネット的なことが出来ません。

原付移動生活で、自分で地図が見れない、となると、原始的に戻っていきます。

なんせ、方向音痴ですので、直感に頼ると、迷い始めます。

迷った時に、交番やコンビニで路を訪ねるようになりました。

どちらも、とても親身になって、一緒に地図を覗き、路を教えて下さいます。

ああ、結構なくてもいいものだ、と、人の温かさに触れて、スマホの便利さを手放したことを、心地良く思うのです。


というわけで、今日は、2回、コンビニに路を聞きにいっちゃった訳です。

七夕の音楽会、終了しました!

本日は、七夕の音楽会でした。

親子イベントにしよう!という企画で、14時スタートで考えたものの、今日は暑かったですね!!

そして、この時期からイベントも増えていくのか、なかなかお客さんが集まらず、当日、会場近辺でチラシを撒くことに!

でも、人が居ない〜〜〜!暑い〜〜〜!居ても自転車〜〜〜〜(涙)。

と言うわけで、地味に失敗したチラシ撒き。

それでも、暑い中、お客さんが来て下さいました!

しかも、親子さんも半分くらい。

小さな、アットホームなコンサートでしたが、とても楽しかったです。

メンバーは、カナリヤの二人組、フルート&オリジナル物語&切り絵の鈴木和美ちゃんと、ピアノ&作曲の梅野絵里ちゃん、そしてコントラバスの内山和重くん、パーカッションのくどうげんたさん、朗読の私!

前半は、 カナリヤの朗読&演奏、そして、チームのみんなでリトルツリー!
回を重ねて、息もだいぶ合ってきました!今日も楽しかった!

素敵な写真を頂いたので、載せますね♪
みなさん、演奏に集中してて、かっこいいです!

これは本番前にうっちーとふざけて撮った一枚。『夏だね。』ていうテーマ。

 ともあれ、前半は無事に終わりました。

後半は、げんたさんのパーカッションワークショップ!
これには、子どもたちも食いついてくれて、休憩早めに切り上げてのスタート!
みんな、キラキラした顔で、大人も子どももたたいた、たたいた!私も参加しちゃった!

そして、カナリヤの新作、『まっくろからす』のお話をやりました。
これは、素敵な切り絵の紙芝居を和美ちゃんが作ってくれたので、子どもたちもじ〜〜〜っと見入ってくれました。

音楽もお話も素敵だったので、私も楽しくなってしまって、鼻血が出るかと思いました。(残念ながら出ませんでしたが。)


最後に七夕の歌をみなさん、熱唱して終わりでした。


とても楽しいライブでした。もっと沢山の人に見てもらえるように、工夫して頑張りたいと思います。

みなさん、また機会があったらいらして下さいね!

うたごころ 2012年版観ました!

7月6日、南三陸のドキュメンタリー映画、『うたごころ』2012年版を観てきました。

昨年、2011年版を拝見し、わたしは、うたの力に圧倒されましたが、
広告費を一切かけず、上演の収益を全て寄付に回してきた、榛葉監督の謙虚さと勤勉さに感銘し、ぜったい観ようと思っていたのでした。

『うたごころ』は、一人の女子高生にフォーカスを絞って、現地の人々の現状を追っていきます。


最初は、関西のビッグコーラスグループの代表のかたの南三陸訪問から映画はスタートします。
そして、避難所で歌った時、じっと、前のめりで見入っていた少女がいました。それが国琳さんでした。

高校生の想いを通して見つめる被災という現状。

今回の2012年版は、2012年の出来事にフォーカスを絞るのかと思っていましたが、そうではなく、2011年から、じっくりと流れていきました。
でも、私は、改めて感じました。

2011年は、東北の人にとって、なんて長かったのだろう、と。

こんなに、遅々と、物事が進まず、心は、もっと進まず、生き残った人は、感謝はいっぱいなのに、喜びはない。本当には喜べない。

2012年バージョンで初めて目にする光景も、幾つも出てきて、その度に涙が止らず、身体を震わせて泣いてしまいました。


上映会のあとも、監督のお話で、被災者のかたが生きる希望を失っているお話を聞き、また切なくなり、最後にサプライズで駆けつけてくれた国琳さんのお話、
「何より悲しかったことは、私達のことが、"わすれられていた”ことです。心の奥底でもいいので、わすれないでいただけたら、と思います」
という言葉に、また切なくなりました。

自分の街が、消える、大切な人が、流される、家も、仕事も、財産も、なくなる。

どれをとっても、まるで悪い夢を見たように聴こえますが、新幹線で数時間行けば、そういう状況の人が、沢山いらっしゃるのが今の日本です。想いを馳せつづけるためにも、このような活動をしている人とつながり続けたいと思いました。

自主上映会をして下さるかたを募集しています。

ご興味あるかたは、是非、手を挙げてください。
私が観た会は、早稲田の学生さんたちが主催してくれました。

うたごころホームページ


サプライズで来て下さった、国琳さん