2013年6月29日土曜日

おめでとう!カフェフルーク5周年!

一カ所に留まり、人をお待ちするお仕事というのは、本当に大変だろうと思います。

でも、神保町の裏路地に、こんなに温かくて、美味しいお店があることを教えていただいたのはとても幸運なことでした。

昨年、とてつもなくお世話になった、このカフェで、5周年に朗読をやらせて頂けて、今日はとても幸せな日でした。満席の、熱い空間をご一緒させていただきました。

みなさんに、朗読がどのように伝わったかは、それぞれお好みもあったと思うのですが、でも、『メロス再認識』は念願かなったようで、読んだのともまたイメージが違いました、など、いろいろ面白い感想をいただきました。

あっという間に本番が終り、直樹さんのギターソロ演奏が終ると、サプライズでハッピーバースデーをして頂きました!お店のスタッフさんが作って下さったとっても美味しいガトーショコラのケーキ!かわいい花束!やたー!美味しくて写真撮るの忘れましたが、嬉しいサプライズ!勿論、ハッピーバースデー・カフェフルークも唄いました♪

沢山涙を流して、「私は何も出来ないのですが、皆さんのお陰でこのような会が出来て嬉しいです」とお話しして下さった、高岡さん。いえいえ、とてもデキル女性なのです。

お人柄か、お客さんも素敵な方ばかりでした。
とても賑わった店内。

朗読のあとは、さて、パーティーです!

そんななかで、夢のトリオが生まれました。
フルークのスタッフさんお二人と、直樹さんの3人で、ギターセッション!
ギター3つって、壮観ですね!
凄い!楽しい!

3人のコラボで『なだそうそう』を唄って演奏です。

そのあとは、お一人ずつ、優しい歌声を♪直樹さん、セッションし続けます♪
 
スタッフもお客さんも本当に温かいな〜、と、とても居心地の良い時間でした。


楽しい誕生日となりました。めでたいことはみんなで楽しむが一番ですね!

みなさん、ご来場ありがとうございます!フルークの皆さん、これからもよろしくお願いいたします!

瞬殺で消えた、サケのちゃんちゃん焼きと、2つ目のケーキ。


昔のスタッフさんから、手作りケーキ!






メロスでメロメロもラスト!

いよいよ明日はカフェフルーク5周年パーティーです。
きっと、カフェのスタッフの皆様よりも気合い充分でしょう、な私でございます。

明日は、ビール好きの方にはたまらない、ドイツビール飲み放題、そして、料理も食べれちゃう、素敵なパーティーの前に、きっといいにおいの広がるお店の中で、私達は「朗読」をします。

そんなメロス最終稽古は、なんの妥協もなく、ギリギリまでジュンペイくんに課題を与えつづける、という、無償の愛で終りました。

きっと不安たっぷりなジュンペイくんですが、そうはいってもプロです、人前にお出しするクオリティから上のことで悩んでいるだけですので、私は安心しています。

今日の稽古前に発見した意外な私達の課題は、3人とか、2人とかで同時に発する(ユニゾンの)言葉が、随分バラバラだよね、ということでした。
いきなり、アマチュアの発表会のようになります。
やばいでしょ、それ。
ということで、せーの、せーの、と繰り返し、 ユニゾン練からのスタート。

ユニゾンって、よくハモっちゃったね、なんていうアレですが、
因に、私と夢がユニゾンをちゃんとこなすと、本気で「ひとつ」になります。声のトーンに同じ域があるんですね。
よく、私達の間に座ると、どちらが話してるかわからん!とか、ステレオ放送みたい、なんて言われます。
まなかなちゃん並のユニゾン、明日は上手くいくのか?!

・・・・・乞うご期待!

明日が楽しみです。おやすみなさい。

2013年6月27日木曜日

ダヴィンチ展へ

今日は、ダヴィンチ展へ行きました。こちら、6月30日まで、ということで、
滑り込みな感じで行きましたが、幸運にもあまり混んでなく、ゆっくり見ることが出来ました。

今回は唯一の男性の肖像画、『音楽家の肖像』、そして、手槁の展示でした。

何といっても、手槁!そう、ダヴィンチのメモ。

これには感激しました。

大変な勉強家、そしてメモ魔。

おかげさまで世界中の人が、このメモであらゆるインスピレーションを受けているかと思います。

何より、驚きましたのは、文字の小ささ。他の素描画等を拝見した時も、ひょっとして・・・と思いましたが、とても視力が良かったのでは、と思います。
そして、びっしりとメモされている紙を観ると、「ああ、紙も大切に使わなければ。」とも思うのでした。

有名な事実ではありますが、ダヴィンチが左利きのため、メモの文字が鏡文字であることには、とても感銘を受けました。
小さな小さな文字ですが、ラテン語なのか、イタリア語なのか分かりませんが、
あ、逆。
というのは、本能的に分かるものなのですね。
同時に、
あ、そうだね〜。
とも思いました。
インクと羽ペン等で文字を書いていた時代、私は、とても自然なことだと思いました。

私も左利きです。

左手で文字を書くのは、いちいち紙に逆らう動きばかりです。特にインクや墨を使うものは。
鏡文字は、身体にとって、とても自然。それをどのような意図で『使った』か、諸説あるようですが、間違いない、と思うのは、彼は、子どもの時から鏡文字が書けた、ということ。あれは、子どもの時にしみつかないと、あんなに綺麗に書けません。左利きの私が言うので、本当です。
障害ではなく、強い本能、という感じがします。彼は普通の文字も書けてますから。

左右対称に身体を使うことにも感心があったそうですが、だからといって、誰でも書けるものではない気がします。
私は、左手で、鏡文字を治し直し育ちましたが、左手で逆さまに文字を書くと楽です。
鏡文字の原理です。

左利きは、特に日本社会では育つ過程で封印されます。
作法や、マナーの問題で突き当たる困難があります。
現在は、生き生きと左利きのまま暮らしてらっしゃる方も多いですが、
私は今はお概ね右に矯正されています。
絵は左、字は右、楽譜は左、
箸は左、包丁も左、ハサミは右、縫い物は左、編み物は右。
スポーツは左。
てな感じです。

今日の鏡文字を観て、脳が非常に刺激されました。
久々に、左手でペンを取ってみようかな、と。絵でも文字でも、何か書いてみようかなと。
あの頃の私の頭はとっても忙しかったけど、今より個性的だった。それが怖くて沢山のことをみんなと同じになりたいと思っていました。

あのころの感覚に戻りたくなった、ダヴィンチ展でした。


2013年6月22日土曜日

7月7日の予告動画出来ました♪




七夕の音楽会の予告動画が出来ました!
1分47秒、おつき合いください!

お待ちしております!
 
今日もこれからメロスでメロメロになってきます!

メロスでメロメロ3

またメロメロ話になってきました。

走れ!メロス!

もとい、本日の稽古は、

感じろ!メロス!

と言うわけで、がっつりリアリズムのお稽古3時間、forジュンペイくん。

早稲田に負けない勢いで、作品の分析を。

どれが効果的な情報か、根源的な構造か、身体はどこをゆるめるのか。

夢さんからは、名言が多数飛び出てきます。

『感情で表現しないで、感覚で表現する』
『音量ではなく表現を大きく』

 さすが夢さんです。我らが師匠、S師の唯一の弟子なだけあります。

因に私の例え話は、あまり参考にならない、という事が判明。
わたしが、これなら分かるだろう!と、ときめきながら「例えるならさ、こういう感じ!」と伝えると、ジュンペイくんが迷子になる。それを夢が救う。そして、私が応援するつもりで例える。ジュンペイくんが迷子になる。3周目で例えが悪い、ということが分かった次第です。 残念。

結果、夢さんが順を追って課題を出し、観た感想を私が言う、という形に収まりました。
そんな(どんな?)メロスですが、御陰様で、既に満席となり、ただ今立ち見3名様まで絶賛受付中でございます。

 石巻から、更にパワーアップしつつある、ジュンペイくん。その果敢な姿は、本当にメロスさながらです。この1ヶ月で、随分変態中です。

走れ、メロス!感じろ、ジュンペイ!

関係ないですが、グレイト・ギャッツビーの映画を今やってますね。
『ゼルダ』の一人芝居をした私としては、気なっています。

ゼルダも、また再演したいな〜。今ならあの芝居の中でやりたいことが、たくさんありますな!

2013年6月20日木曜日

早稲田の講義、感想をいただきました!

御陰様で、早稲田でのゲスト講師、やった手応えとしては、とても充実感がありました。

しかし、学生はどう感じたかな・・・・?

と、感想を楽しみに待っていましたら、昨日届きました!
直樹さんと二人で熱読・・・・。


感想。思った以上に吸収してくれてた!!!!


これはよかった。
なんてったって、『難しさ』を味わってくれた事。
それが大切なんです〜〜〜〜〜(^^)!!!

『朗読』というアクションはとてもシンプルに見えます。
そのために、『どんな意識を持って取り組んだか』は、実は、地味で面倒くさくて、そして思うようにいかない。
さらに自己評価に及んでは、もうよく分からない、というのが最初の一歩として健全だと思います。意識を変える段階として、困惑が生じるのはとても自然なことだからです。
声出すだけで単位がもらえるかは、もはや今年からは分からないかも?!(冗談ですっ!)

このクラスのハードルは、もう一段高くていい、そう思った結果の授業とその感想となりました。

とても感動したので、一部抜粋でご紹介させて頂きます。

☆直樹さんのギターについて
(ギターのみで魅せる絵本を一冊、私と一冊、全ての学生のグループで即興で1シーンの演奏をやりました)

『ひとつ目の発表を聞いてるとき、音楽が流れて来た瞬間、涙が流れてきそうになった』
『初めに演じて下さった「ギター語り」がとても印象に残った。これほど内容が伝わるとは思わなかった。 音楽によって心を動かされたのではなく、(ギターの)「読み聞かせ」によって感動したのだと思う。』
『ギターの音で言葉と同じようにつながる事を実感しておどろきました』
『ギター、ほんと感動しました!涙腺決壊しそうでした!』
 『自分たちの読みに下舘さんの音楽を付けて頂けて、これまでに感じたことのない感動、楽しさがありました。』
『ギターが入ると読んでる人も観客も一体になっている感じを味わえました。』
『ギターやりたくて、買おうか迷っていたのですが、もっとやりたくなりました。』

☆私達の絵本語りについて
 『(曲と朗読が)独立しているのではなく、対話、というか真に“相乗効果”でした。』
『声に心をのせ、届けるとはこういうことなのかとしみじみ納得した。』
『まるで絵本の世界にいるような気持ちでうっとりしていました。』
『春口さんの、めくりながら朗読しながらも表情を繋ぐことが出来る技術は本当に素晴らしいなあと思いました。』
『声は抑えてるのに、視線と息づかいだけで聞き手を引き込んでいた点が素晴らしく、発表会で真似てみたいと思った。』
『世界にひきこまれました!あんな朗読してみたいです!』

☆自分たちでやってみて気づいたこと
『もっと伝える読みが出来るように努力していきたいと思います』
『納得の行く演技ではありませんでしたが、ベストを尽くしたので、誰か感動してくれたら幸いです。』
 『気づいたことは、声を張り上げたり、大げさに感情を込めなくても、読み聞かせはいいものに出来るということだ。』
『高い声、大きい声より、低くゆったりした声の方がぐっと伝わるのかなと感じた』
『表現をするためには、理解が固まっていないと積み上がらないことが難しさだと感じた』
『聞き手を誰に設定するかで全く違う朗読になることを実感』
『聴衆にどう伝わったか分からないが、その人々に「何か気づくこと」があれば、私達の発表は成功であると言える。』
『春口さんに言われてはっとしましたが、「大人に向けて読む場合、引かれないように」というのが難しいかな、と思いました。馬鹿にされてる、と感じられないために、でも本気でその世界を伝える、ということが、今後課題になりそうだな、と思いました。』


反省、発見の仕方が、みなさん、プロ級になりました。
素晴らしい時間でした。
7月の発表を観に行くのがとても楽しみです。
頑張って下さい!

まだまだ、走ります!告知3連発!

残念ながら、ホームページの更新が、何故か今日は出来ないようです。

なので、このブログにて、再告知をさせていただきます!

これから、3連発のイベントつづき!私自信がとても楽しみにしている企画ばかりです!
 今回は面白い事に、全てお昼のイベント!次の日の心配も無用ですので、ぜひいらして下さい!

6月29日(土)

神保町カフェフルーク5周年記念パーティーにて

第1部:朗読会『走れメロス』


 

このブログでもさんざん取り上げております、メロスの東京初お披露目です!
声とギターのグルーヴ感で、メロスの走る姿が皆さんの脳裏にくっきりと現れます。
冒頭しか知らない、タイトルしか知らない、でも、聞いた事はある『走れメロス』。
その熱い物語にご一緒して頂ければ幸いです。

直樹さんのギターソロ演奏もあります!
神保町 +cafe Flug(カフェフルーク) 千代田区神田神保町1−18−5
13時オープン
14時スタート
1ドリンク付で1500円!とてもお得です。是非。


6月30日(

第1回『春口あいの元気の素!』

私が元気を頂いている素敵なエッセンスをご紹介していきたい!というイベントを始めます!第1回は、食と水。
私がヨガで使い続けている、メトリックという浄活水の会社の中尾さんの、水から始まる世界のお話し。
そして、食を中心に暮らし・環境・健康を丸ごと考える『ホールフード』
を学んでいるみどりさんに甘酒を使った手作りおやつと共に食のお話に
も触れて頂きます。
 『暦』というキーワードで、この2つのお話しをして頂く予定です。
お子さんが居る方、水をどうしようかと思ってる方、また、身体に興味がある方、日本の先人の知恵に興味がある方、私やみどりさんや中尾さんに興味がある方、どなたでも歓迎です!
親子参加も大丈夫です。ご家族、お友達と良かったらいらして下さい。
 販売はありません、メトリックのお水は飲み放題です。
14時から16時まで
国分寺本多公民館 国分寺市本多1-7-1
駐車場あり
和室2、3にて (国分寺ヨガ部という名前で予約しています)
大人1800円
親子2000円
さあ、一緒に元気になりましょう☆

7月7日(

〜創作ユニット・カナリヤの音と絵とおはなしの世界〜

『七夕の音楽会』



2月に行いました、カナリヤの4周年イベントのメンバーでの再演でございます!
リトルツリーは本当に素敵な物語だから、子供がいるママさんたちにも聞いてもらいたい!という想いで、昼間のライブとして再演します。今回はフルートとアコーディオンの二人組『カナリヤ』のオリジナル作品の新作も登場!
フルート、アコーディオン、コントラバス、パーカッションの素晴らしい音が、素晴らしい森の世界に皆さんを誘います!勿論、朗読ナビゲーター(何だか、某ラジオ局のようですね)は、私、春口あいです!
子どもが騒いでも、平気でやらせていただきます!(いや、出来れば子どもも夢中にさせたい!)もちろん、いつでも外に出れるようにしときますので、お母さんがたは、遠慮せず行き来してください♪
勿論大人の方も大歓迎です!昼間なら外出が出来る、という方はぜひ!

ライブハウスTUBO(京王線千歳烏山) 世田谷区南烏山6−8−7楽多ビル2F
13時半オープン、14時スタート
大人2000円 親子2500円(未就学児何名でも可)



全部来て下さったら、もはや何かプレゼントを用意したいくらい感謝でございます。
春口あいのファン認定書でも作りましょうか(いらないですね)。


もしどこかお時間合いましたら、ぜひいらしてください。
お申し込み info@haruguchiai.com
どのイベントも、みなさんのいいお顔に会えるのがとても楽しみです。
心より、ご来場お待ちしております!

2013年6月19日水曜日

遅咲きの、恋。

本日は、ヨガ好きわんちゃんの居るお宅で、ヨガをさせていただきました。

前々から、うちの犬、エルビーも、連れて行ってみようかと思ってたのですが、本人は全く行く気がなく。

今日も、『今日は行く?』と誘ってみると、どうやら乗り気です。

これはチャンス、と連れて行ってみました。

お相手のわんちゃんはメス、うちのはオス、ってことで、喧嘩になりにくいんです。

大きさも近いし・・。

最初は、わんちゃんにちょっと押され気味でしたが、お互い、犬慣れしてない犬同士、なんだか新鮮なコミュニケーションを楽しみ始めました。追っかけたり、追っかけられたり、追っかけたり、追っかけたり・・・・おいおい、追い過ぎだろう、と気づいてみると、もうエルビーくん、恋に落ちてたようで。
もはやストーカー状態となっています。
12歳にして、こんなに個人的に女の子と遊ぶのが初めてなのでしょう、もう数分したら、目がらんらんとしてるじゃないですか。
いや、それは良くないでしょ。早すぎるでしょ。


もはやしつこく追い回すエルビーを必死に押さえます。
少し離れた所から観るくらいがいいんだよ、近すぎると引かれるよ、などとアドバイス。
30秒くらいは保つのですが、一歩、また一歩と、着実に近づいています。
だから近いって!!!!

で、また逃げられる。


うちでは1日の10分の1くらいしか活動しないのに、今日の恋の追いかけっこで、三日分は走ったでしょう。


残念ながら実る事なく、ヨガ終了とともに、強制帰宅でした。

去勢してないエルビーくん、友達づくりは大変そうです。。。

エルビー、12歳の梅雨、恋に落ちる(片思い)。 そんな甘酸っぱい午前中でした。

2013年6月17日月曜日

石巻へ行ってきました!









御陰様で石巻へ行ってくる事ができました。
みなさま、応援、ご協力ありがとうございました。

絵本語りとして、直樹さんと二人で何度か足を運ばせて頂いていましたが、今回はそんな活動を応援してくださっていた方々にお誘い頂いて、とても心強い、チームでの東北行きとなりました。

今までの葛藤が、やっと報われた、とても充実したひとときとなりました。

私としては、私が救われた旅でした。

どこへ赴いても、行けてよかった、という気持ちは勿論ありますが、役者に出来る事は本当にあるのだろうか、という問いかけばかり残り、自分の持って行く作品や、空回りする想いや、おこがましいのだろうかという葛藤に、潰されそうな気持ちもありました。

今回は、朗読自体を大人向けに設定しての宣伝をし、役者3人とギターという構成、そして、何よりも出張カフェの一環として『宣伝をして下さる』人がいらした事。
やっぱり、一人より二人、二人より・・・・という気がしました。

全ての人に、私が救われた旅でした。感謝です。ああ、泣きそう。

さて、どんな旅だったかもちゃんと報告しましょうね!

土曜日の早稲田大学のレクチャー後、みんなで早稲田に集合!
今回のメンバー紹介!
☆ほぼ、4分の3の路を運転し続け、更に、早稲田、石巻でギターを弾きまくって下さった、直樹さん。
☆早稲田の講義の途中から参加し、撮影をし続けてくれた、太朗ちゃん。
☆『走れメロス』のメロス役を引き受けてくれた、ジュンペイくん。
☆同じく『走れメロス』で、私とともにナレーションとその他の役、そして私の至らぬ事務作業のフォローをしてくれた、妹の夢。
☆そして私

の5名です!
2人より5人!これは最強です。

さっそく早稲田の「キッチン南海」で腹ごしらえ。揚げ物が、胃がもたれない、奇跡の食堂。美味。

そしていよいよ高速に乗り、今日の宿、岩手県一関市へ!

高速に乗るも、東北に行けば行くほど悪天候。
大雨の中、濃霧の中、高速を走りつづけるのは、とてもいい経験になりました。

直樹さん、私、夢の3人で運転を交代しつつ、やっとホテルに着いて寝たのは2時。
お疲れさまでした。

翌日は9時にホテルを出て、いよいよ石巻へ!11時、開成13仮設住宅団地に到着です。

集会所は、意外と小さな子どもたちの遊び場となっていて、元気な子どもがお出迎え!
先に到着していた、カフェフルークの高岡さんや、そのお仲間とも合流!
5人より8人!ということになりました。

子ども、といったら、太朗ちゃんです。彼は学童保育職員なので、太朗ちゃんに安心して子どもを任せ、準備にとりかかります。何気にジュンペイくんも子どもに人気。これで更に安心です。


搬入が終わると、先にラーメン屋で腹ごしらえ。中村さんに前日頂いたカンパで美味しく頂きました。ありがとうございます。

そして13時から、まずはカフェがスタート。地元のボランティアのかたが、メガホンを持って、団地に宣伝に回って下さいました。なんて嬉しい。掲示板にもわたしたちのチラシが貼られています。
 

子どもたち用の小さなテーブルセットもあり、子どももやる気です。
「こーひーくださーい!」「じゃあ、ぼくはみるくじゅーすください!」とすまし顔で注文です。急いでジュースを買って来てもらい、子どもたちもカフェを楽しんでます。

団地の方々も、続々と集まって下さいます。
震災当時のお話しをして下さる方も。とても貴重なお話しです。
笑顔だけど、でも、その中に、とても大きな悲しみや、憤りや、いろいろかかえていらっしゃるのが垣間見えます。それでも、私達に話してくださる、その優しさに感謝です。

団地は抽選で入られたそうで、必ずしも同じ地域のお友達が多いとも限らないようでした。 東京はいろんな出身地のかたが集まる土地なので当たり前の事も、東京以外ではそうではない、という常識を改めて実感しました。地域のつながり方が全然違うんですよね。
だから、同じ地域から来た人は大切なお友達のようでした。

ちらりほらりとお話しを伺っているうちに、カフェは満席に!
お菓子屋お茶も美味しいと、喜んで下さってます。

いよいよ直樹さんのギターが始まりました。
生演奏にみなさん嬉しそうなお顔で聴かれています。


そして朗読。

始まると、ピタっと皆さんの耳がこちらに。目をとじて聴いている方、今日のプログラムで、私達のプロフィールを観ながら、聴いてる方、みなさん、それぞれに物語を楽しんでくださいました。終ってから、キラキラした目で良かったです!と感想を伝えて下さった方もいました。

会が終わると、チラホラ残って下さる方が。地元のボランティアの方と一緒に、今の現状の厳しい一面や、あの日、あの頃の未だ癒えないつらい思い出のお話。
私達一人一人の目を見ながら、貴重なお話しをして下さった方がいました。そこにそっと寄り添う人たちがいました。

震災が心に作った爪痕は、まだかさぶたにもなってない。路が出来たら、がれきが消えたら終わりじゃない。
毎年毎年、新しいストレスが被災地の皆さんを襲っています。

最後まで居れないから、と手作りのミサンガをプレゼントして下さった方がいました。
被災地の皆さんの心に、一瞬でも安らぎが訪れる事を祈って、つけさせて頂こうと思います。

撤収後は、大川小学校、雄勝、女川を回りました。
大川小学校と雄勝では、ボランティアさんがガイドをしてくださり、メディアでは報道されない事実も実感させて頂きました。


その場所その場所が、私達が訪れる事を受け入れてくれた。その事に深く感謝です。

「やっぱり、ここに立たないとわからない事があるんですよ。だから、ここに来て欲しいんです」と、案内してくださったボランティアのかたがおっしゃってました。

一年に一度でも、ぜひ東北に足をのばしてみて下さい。

私も、行ける範囲でまた訪れたいと思います。


今回同行してくれたメンバー、さそってくださった高岡さん、現地で準備をしてくださった、自治会長さん、ボランティアさん、会場に来て下さったみなさん、そして、私達にカンパをしてくださった皆さんに深く感謝します。
ありがとうございました。

早稲田で、ゲスト講師をしてきました♪

先日、6月15日に、早稲田大学にて、ゲストに呼んで頂きました! 早稲田大学教育学部「授業に活かす朗読講座」集中講義今年度第3回目。今日のテーマは「読み聞かせが教えてくれること」。
アナウンサーのかたや、プロの朗読家の方がいらしていた、前2回。
今回のテーマは「読みきかせ」です。

誰でもなかなか叶わぬ事ですが、『届けたいものを、届ける』ということを、読み聞かせを通しての、今回の大事な課題にしました。

『届ける』ことと、『発する』ことは、違います。
発するだけで満足している人を見ているのは、うっかりかっこわるく転んでしまった人を見てしまったくらい、見てる人が、恥ずかしいものです。やってる人より、見てる人がね。
なので、見ている人を辱めない事はとても大切だと思うのです。これは私の自論ですが。

どんな相手に届けたいか、届けるためには、どんな風に声を出せばいいのか、作品を通じてどんな想いを、届けたいのか。など、いろいろ声を出す前に話し合ったり、ウォーミングアップしてもらったりしました。

もちろん私達も、絵本を2冊、デモンストレーションでやらせて頂きました。
そのうちの1冊は、先生のご希望で、直樹さんのギターのみで!そしてもう一冊はいつものように、朗読とギターで。

今回の学生さんたちはラッキーです。
みなさん、グループごとに1冊の絵本読みきかせに挑戦してもらいましたが、各グループⅠシーンずつ、直樹さんにギターで音を入れてもらいました。

みなさん、どこに入れたら効果的か、ということも考えてもらいました。

ただ声を発するのではなく、作品がどうしたら効果的に伝わるか、その作品のいい所って何か、皆さんに考えてもらいました。

それ無しに気持ちよく声を出しても、『発する』事にしか結びつかないからです。

たとえ教師にならなくても、人は必ず人前で何かを伝えなければならない場面に出くわします。『届ける』意識を持つ事は、何をやっても大切な事なのです。

皆さん、消化不慮も何かと多い、課題盛りだくさんの授業でしたが、このフラストレーションで来月の発表会への意気込みに繋いで下されば、と思います。

授業の感想はまだ拝読してないので、また学生さんたちがどう感じたか、お伝えしたいと思います!

ゲストに招いて下さった、中村先生、そして、記録の撮影をしてくださった、太朗ちゃん、ありがとうございました!
グループワークは、うろうろ徘徊して、みなさんが何を汲み取ろうとしてるか観てます。

音を入れる箇所を相談中。直樹さん、忙しかったです!

時々、役としてどんな風に読んだらいいか、なんて質問もありました。


授業の間も、中村先生といろいろ気づきをシェアしたり。


直樹さん、各グループと真剣に共演してます。因にみなさんの雰囲気をキャッチしての即興演奏!

今回の消化不良をぜひ発表に生かして下さい!とお伝え中。

このまま東北へ向かう私達に、中村さんから応援カンパ!翌日に美味しいラーメンを頂きました♪ありがとうございました!

2013年6月14日金曜日

メロスいよいよ!石巻へ!

今日はメロスの第1次最終稽古でした。『1次』というのは、明後日、初のお目見えで、石巻へ行くからです!

ありがたいことに、いつもお世話になっている、神保町カフェフルークの石巻『出張カフェ』にて、朗読をやらせて頂ける事になったのです。

直樹さんと二人、いろいろ回って参りましたが、このように朗読を知ってて下さる方が、同じ場を提供して下さる事はとてもうれしく、有難いです。

何度か東北へ行かせて頂いて痛感した事は、『聴く姿勢』のある場所へ赴かないと、なんの効力も発揮出来ないのだ、という事です。これはとても厳しい現実です。

石巻の今の現状を、日々心配して、何かしたい、という一心で、このような機会を作って下さった、カフェフルークの高岡さん。本当に感謝です。

そして、明後日は、石巻の仮設住宅団地の皆さんとお会いして、聴いて下さる事に、再び深く感謝し、最高のメロスをお届けしてきたいと思います。

今回は、今まで、チャリティーライブを支えてくれた、たびたろうの太朗ちゃんにもご同行お願いしてます。とても心強いです。彼は、震災後、ずっと被災地のブログを書き続けています。

沢山のメンバーと共に、被災地へ赴ける事に感謝です。受け入れてくださる、石巻の皆さんにも!

どうなるか全く分かりませんが、『走れメロス』の面白さと、私達のエネルギーを、全力でお届けしてきたいと思います。

今日の稽古は、とてもいい感じに仕上がりました。皆さん、さすがです。

直樹さんのギター、最高です。
ジュンペイくん、新しいメロス像を見事に打ち立ててくれました。
夢、随分成長しました。実力をどんどん発揮してくれてます。



冷静に調整してくれてます。うーん、耳がもう少し見えてた方がいいなあ(好み)。

言葉を探しながら、心境や、解釈をシェアしてくれる夢。

台本の表紙は、砂漠のらくだ。

本番は集会所でやるので、裸足!
裸足で、熱いお時間をお届けしてきたいと思っています。

乞うご期待!

2013年6月13日木曜日

リトルカブのリトルな冒険

今日は順調に梅雨らしい雨、朝から国分寺へヨガをしに向かいました。

勿論、いつものリトルカブで。カッパ来て。

夜は新宿方面で打ち合わせ、と聞いていたので、まあ、1時間くらいだし、頑張ろう、電車代持ってないし。

と思ってました。

午後、打ち合わせが、秋葉原になったとの連絡。


え?秋葉原?


一度さいたまに戻ろうか迷いましたが、もはや疲れて動けなかったので、国分寺で小休止して、国分寺から秋葉原へ!リトルカブで!

最近は、さいたまでバイパスを走るので、大きな道に少し慣れてきました。
今までは怖かった、甲州街道の本線への車線変更も、怖いなりに、ゆとりを持って移れるようになった私。私、成長してるじゃん!と励まし励まし、秋葉原まで行けました。

帰りは往きよりルートも簡単、途中のガソリンスタンドでは、ちょっと寝ぼけて来たのか、セルフ給油の後払いで、無銭給油をしそうになり、帰ろうとしてスタンドのおにいさんに引き止められ、無事に前科を逃れる、という軽いアクシデントはあったものの、順調に帰宅出来ました。


リトルカブ、今日は90キロは走ったと思います。
頑張りました。ちいさな冒険でした。

2013年6月8日土曜日

メロスでメロメロ2

本日も連日のメロス稽古でした。

私と妹、夢の好きな演出方法に必死に食らいついてくれてるジュンペイくん。

稽古前の空気感、伝わるでしょうか。
今日も頑張るぞ、なジュンペイくん。

何も考えてない、ゆめ。

稽古が始まると、ゆめさんも真剣にアドバイス。

直樹さんは私達の言いたい事を(お願いすると)音に例えてくれたり、親身に携わって下さいます。 
直樹さんは、今回は何と全曲オリジナル曲を用意してくださいました。感謝!
 そして、朗読以外にも私達と『とある』コラボをするので、いろいろアドバイスもくれて、また新しい形が見えて来ています♪
あ、そういえばジュンペイくんがランニングなのは、私の悪ふざけな衣装提案にのってくれたためです。彼が、ランニング好きとかではないのだと思います。


毎度まっすぐに稽古に挑戦してくれるジュンペイくんの姿は、メロスそのものなのですが、おそらく本人はそんなシンクロがあるとは気づいてないのでは、と思います。

すてきな役者さんなので、いい引き出しがこれでまた増えて下さればな、と楽しみにしています。

走れ、ジュンペイ!走れ、メロス!

メロスでメロメロ

いよいよ、『走れメロス』の稽古が始まりました!

太宰さん、素敵な口の回らない言葉を沢山知っててすごいな、この方の私生活にはどんな単語が飛び出て来たのだろう・・・・。

など、妄想も楽しみつつ、とてもいい、切り出しの稽古となりました。

書きたい事は山とあるのですが、寝ないと喉がつぶれそうです。

明日も稽古なので、まとめて再び報告いたします・・・!

あと2回の稽古で、石巻バージョンを仕上げるのだぁ!!!



2013年6月5日水曜日

おかしづくり

子供の頃、まだパティシエなんて言葉は世に出回ってない頃。

なぜかお菓子を作るのが好きで、毎晩何かに挑戦していた事がありました。

といっても、さほど凄い物を作ってた訳ではなく。

一番頑張って、シュークリームでした。

そんな私が、巡り巡って、再びお菓子をつくるようになりました。

昔程、頻繁じゃないけど、今は、安くて、安心して食べれるから、という理由です。

最近の一番斬新だったのは、チョコ羊羹でしょうか。

観れば知ってる材料で出来てる物は、イコール、家で作れるものです。

ようかん、くずもち、プリン、クッキー、スコーン。。。これくらいのレシピがあれば、ちょっとしたローテーション出来るし、作る楽しみもあれば、人にあげても喜ばれたりします。

料理も好きですが、そちらはとても上手な方がいらっしゃるので。わたしは、簡単スイーツ係になろうかと思います。



2013年6月2日日曜日

手のひら音楽館、無事終了しました!

吉祥寺グランキオスク初!ねおみいさん初ソロ!となった、ライブ、『手のひら音楽館』。無事に終了しました!

誠に手のひらなライブ、やさしい空間と時間となりました。

お店の空気、すごくよかったです。

ライブ前は、みなさん、雑貨に夢中な感じで、物も空間も、こういう組み合わせ、素敵なお店だな、と思いました。

楽しいひとときに私もゆるみ、朗読では、なんだか涙がじんわり。ねおみいさんの優しい歌声に、横で癒されてしまい、必死にこらえました。

うた、カリンバ、オカリナ、ウクレレ。なんだか、自然の産物の美しい音色が、私の目前に、とてつもなく愛深い、『おおきな木』を映し出してくれました。
何度読んでも、きゅん、となる。
こんな素敵な絵本に出会えて嬉しいです。そして皆さんと、その世界を共有させて頂けて。。。

本当にありがとうございます。

好きな物語は、なぜか色あせないですね。不思議ですね。

そして、そんな物語との出会いが増える事は、億万長者になることの何倍も嬉しいのだと、実感しています。これは、経済社会では得られない幸せです。

嬉しくて、最後にご一緒した『青いバナナ』という歌、私がまさかの踊り担当となり、せっかくの空気壊しての、宴会モードみたいになっちゃいました。あーあ(笑)。




 はい、このまま客席まで突入した次第です。

決して阿波踊りをしていた訳ではないのですよっ!

でも、それだけ楽しい会でした。
ねおみいさん、お誕生日という事もあり、私も張り切らせて頂きました。

素敵なお時間、来て下さった皆様、そして来れなかったけど、成功を祈って下さった沢山の皆様、ありがとうございました!!

次は、6月29日!私の誕生日だ〜〜〜(^^)!