2011年11月28日月曜日

☆の語録 その2

さて、☆の語録です。

ある日、パスの練習をしていました。

☆の先生が見本を見せます。みんながそれに続きます。特に説明はありませんでした。
先生が出したボールを、先生に返す。おでこの前で受ける姿勢のほうです。
何周かしたとき、
「おまえだけ、違う事をしているよ」
と言われます。
それが何か、解りません。
何回やっても、「ちがう」
と。
先生はとうとう、私のやっている事と皆のやっている事を、自らやって、違いを見せてくれました。
単純な事でした。見たら明瞭な違いです。
私はセッターの癖で、高いトスを上げていました。
みんなは直線的なパスで、先生にボールを返していました。

「ああ、なんだ」
と私は言いました。

すると、先生は、
「その、ああ、なんだって気づく事が物凄く大事なんだよ。その違いに気づけた事がすごく大事

と、私だけでなく、皆にいいました。
解ったら、気づいたら、通りすぎてしまう事ほど、自分のヒントになってる。
なんだ、それくらいの事か、ってことほど、自分にとっての重要なキーポイント。
その、何気なく気にしていなかった行為が、どれだけ人に影響を及ぼしてきたか、
初めて気がついて、恥ずかしいからなかった事にしようとしちゃうとき、「なんだ。」
って、言ってんだなぁ。時に。

って、しっかり言葉にはならなかったけど、肌で納得したのでした。

それから私は、なんだ、って思たときほどその原因はすごいお得なヒントだ!と思っています。

「なんだ」は、すごいんですよ。
なんだパワー。
なんだ、それ。