2011年10月17日月曜日

東北へ行きました。

先日、人の情報をたよりに、東北被災地へ行ってまいりました。

仙台駅の周辺の景色は、東京と変わらぬくらいに、震災の面影はなく、日常が流れていました。

いろいろ手配するのが前日になってしまったため、めちゃくちゃな強行スケジュール。

深夜バスで、仙台に出て、マン喫で仮眠

本屋が開くのを狙って飛び込み、震災の情報記録誌と、岩手県の地図をゲット

高速バスで、一の関へ移動。

レンタカーゲット。

気仙沼へ。

R45を使って、そこから海沿いに北上。

日暮れ間近に、釜石までたどり着く。

花巻の宿へ移動。

宿にて、NHK盛岡を観てたら、古田新太似のアナウンサーを発見。

5時半起床。6時チェックアウト。

浄土が浜へ。

再びR45を使って、海沿いに南下。

釜石保育園へ。園長先生と事務局長さんとお話し。

遠野のカッパ淵に寄る。

花巻空港にレンタカーを返却。

新花巻から新幹線で帰宅。
家までなんと3時間半。新幹線て早い。。。


という本当に強行1泊、一人旅でした。
被災地はがれきが片付き、何にもない。
よく、言葉にならない、という表現を聞きますが、
私の場合は、何の感情も起こらない、という感じでした。

何の感情にも当てはまらない。もがく隙がない、というか。

多賀城市の方のYOUチューブを拝見したら、『無情』という言葉が出てきましたが、
本当に『無情』。心の中に、なんの音もしてないような感じになりました。

がれきがなかったからでしょうか。

なにが理由か、よく分かりません。

ただただ、何もなくなってしまったそれぞれの地域の、その広さ、そして、家の土台の数。そのものたちに、『・・・・・』という時間だけが流れました。

車から拝見させて頂いただけなのですが、行ってよかったです。
肌で感じれて、良かったです。土地の広さも、そこを通る風も。感じれてよかった。

これからも足を運んで、沢山、言葉の聞き役になりたいと思いました。
私は、物語を届け、皆さんの心の声を聞きたいと、そう思いました。