2010年10月16日土曜日

声の教室 2ndシーズン初日!

さて、どうだったかというと。


皆さん、素晴らしく変化したのでした。

人の声って、いくつになっても本当に素敵だと驚いたし、


皆さんの本当の声を引き出すことって、私は役者の次に楽しい!

と、やりがいさえ感じたのでした。



みなさん、こんなクラスを受けるのは初めてですから、最初はやはり、少し固いのです。

当たり前ですね。

もちろん私だって少し固い。

ところが、身体の余計な力を抜く練習や、呼吸をどんどん回していく練習をすると、

お顔が変わってきます。


声を出すのは身体、呼吸、筋力を準備してからです。

この1時間の間に、発声は殆どしませんが、皆さんなんだか瞳が大きくなって、表情が明るく澄んできます。。。。


ちょっと休憩した時におしゃべりの声が、もう身体に響き始めています。


後半、やっと声を出していきます。
このとき、『本当の自分の声』と遭遇して、ふーん、と思ったり、
初めて自分のすっぴんを観てしまったかのように愕然としてしまったり、

いろいろ感じていきます。

今日も、初めて来て下さった方の反応は、様々で、本当は前から見ていてとても面白かったのですが、そこは一人でニヤニヤしてしまいました。

でも、いつも思うのですが、とても透き通っていて、誰しも本当に綺麗な声になります。

一人一人の中で、『綺麗な声』の認識が変わられたかもしれません。



更に一人ずつ、声の出し方をクリニックしていきます。

これは観ている人の方が違いに驚くほどに、それぞれの癖をちょっと外すと、声が変わります。


今日も皆さん本当に素直な方達で、みなさん、素晴らしい変化を遂げて、心に滲みる声に仕上がってくれました。


いい声が沢山響くので、私も癒されてクラスが終わりました。

素直な、本当の声が響くと、場の空気もとても良くなるってことも、今日の学びです。


長くなりましたが、こんな感じで『声の教室』、やっていきます。


声って、誰でも出すものだから、是非興味のある方はいらしてみてください。


次回は11月14日(日)と21日(日)の18時から20時に行います。
詳しくはinfo@haruguchiai.comへお問い合わせください。。。


長々と失礼いたしました。

声の教室 とは

最近、声の教室、というものを始めました。


中学生の頃はバレーボールの試合が終わる度に、喉がつぶれてハスキーボイス。

大学で初めて舞台に立った時も、本番直前に、完全に喉がつぶれて病院へ駆け込む、

というくらいに

なかなかどうして、声の出し方を知らずに苦労していました。


大学を出てから、いい発声の先生がいる、ということで青年座研究所へ入所。

どんな先生かと思えば、すごくいい先生でした。

発声のクラスが楽しみで、クラスメイトのみんなの声の癖がどんどん治されていく。

私は自分も先生になるくらいのつもりで、どうしたらそのひとつひとつの癖が治っていったか、どんどんメモを取りました。


残念ながら、そのメモは全部は残ってない(又は発掘出来ていない)のですが、
私の中には、当時のハウツーが染み付いています。


その人の何にも飾られていない、『本当の声』が出るとき、


そこには無条件の説得力と、


とてもバランスのよい身体と心


がある。


その感覚はヨガにも通じるし、普段のコミュニケーションを深めるためにも使える。



いろいろ学んだ今だからこそ、その推論が、私の自論になって、声の教室を始めてみました。


3回クラスを受けてもらうと、身体も声も、どんどん変わっていきます。

私が驚くほどに。



そして、今回は4回目なので、セカンド・シーズンと題して声の教室を再開しました。

さて、どうだったでしょうか・・・?